目次
3密回避コロナ時代の国内旅行
県をまたいでの移動も、いろんな経済活動も本格化され始めましたね♪
長く感じた人も多そうなコロナ自粛生活。その疲れをやっと癒やしに行きませんか?
仕事も趣味も旅行、しかも人より免疫力弱そうな生まれながら病弱なトラベルフォトライターのAkaneが、
【いかに3密を避けてコロナ渦でも旅行するか?!】を真剣に考えまくって計画、今回実際行ってきてレポート❣
Yahoo混雑マップで、混雑の曜日や時間帯、場所を調べたりもしました。
そして、混雑しやすい在来線を避け、安全を買って新幹線や特急で行ける沿線に。
(もちろん日時を選べば在来線でも空いてる所もあると思いますよ。)
目的は、無意識のうちに、なんとなく好きに行きたいとこに行けない、家事が増えるなど、コロナ疲れを感じていたようなので癒やされに行くこと!
いつもは海派の私も、疲れた時って緑に惹かれる。(実際癒やしの効果があるとされる色)ちょうど緑のきれいな季節?
山派の人はもちろん海派の人も意外にいいやん!って思えそうな水もある広い風景をのんびり眺められる温泉旅館へ。
では出発!
世界遺産姫路城へ
私は平日の9:59京都駅初の新幹線のぞみでたった43分で姫路へ?
この通り、ガラ空き〜?
新幹線に乗った事で、遠くに来た、旅行してる♪って気分にもなれる。でも近いからラクラク。
駅には姫路城のミニチュアが。
駅から1歩出ると…ででーーん!
真正面に世界遺産姫路城❢❢
この現代人の歩くビル街の向こうにある感じがなんとも不思議で、同じ場所で歴史が紡がれてきたんだなーと感慨深いものがあります。
私は京都に住んで当たり前に寺社仏閣を風景の一部として見ているけど、きっと他府県から来てくださる方々はこんな気持ちなのかな?
やっぱり姫路に来たらまずは姫路城。
コロナで天守閣には入れないのですが、天守閣ってかなり階段登るし^^;
私は2回目だった事もあり、何よりあの改修が終わって少し経ち、程よい白さになった外観が見たかったので目指します。
駅から姫路城までは大手前通りを徒歩15分ぐらい。
いつもいろんな土地で目が留まる排水管などの蓋、ここにもありました。
国宝姫路城は別名白鷺城、それに因んだ市の鳥「シラサギ」と市の花「サギソウ」が描かれた消火栓。
こういうその土地ならではの物って楽しい。
今ではマニアのために古いこういった蓋、公共団体が赤字回復のためにオークションで売られていたりするんですよ(笑)
さてさて姫路の街を感じながら、お城の麓までやってきました。
この橋を渡って敷地に入ります。お掘りも城壁も規模が大きい。
ワクワク?
じゃーん!見えたー!!広大な敷地に。石碑だけでもこの大きさ。
美しい〜✨こんなに周りにも建物あったんだ。
大空に威風堂々たる姿!圧巻ですね?
城壁の石組みも、建築そのものも。世界中から見に来るだけありますね。
全然歴史詳しくないのに、あの窓の隙間から矢を放ったのかな、屋根裏には忍者がいたの?一番上の窓からはお殿さんとお姫さんが語り合いながら城下を眺めたのかな、ものすごく多くの人が働いていたんだろうな、なんて妄想が(笑)
周りの敷地部分には地元の人が僅かに散歩したりベンチでお喋りしているだけ。
私ものんびりそこから眺めて満喫。本来の入場料1000円の半額でさらにお城の周り部分には入れたのですが、この日、実は30度超えで直射日光がものすごくきつくて、お城までの15分でもクタクタ?
元々体弱い上に早くに布団に入ったのに途中で目が覚めてしまって睡眠4時間半とかだったせいもありますが、まあ別に中の広い敷地は今日はいいかと。
駅から姫路城までバスも出ているので暑い日などは、そこを体力節約に乗ってもいいかと思います。
位置関係はこんな感じ。千姫ぼたん園や好古園と言う池がいっぱいの日本庭園も行くつもりがパス〜?ま、今回の旅の目的はまったりする事だったんでいいんです。またの機会に。
美術館などもある様なのでパワフルな方はどうぞ。
点線で囲んでいる家老屋敷跡公園にはお土産店や軽食処などがあるので、観光後にいいかも。
私は暇そ〜にしてる人力車のお兄ちゃんに教えてもらってお城のすぐ南東の丸しているバス停から姫路駅にバスで戻りました。
ご当地グルメ穴子飯
次は姫路駅近くのご当地グルメ〜?
姫路は穴子と(主に冬の)渡り蟹が名産な様なので、炭焼あなご『やま義』に穴子飯をいただきに〜♥
12時に入ると誰もお客さん居なかったですが、段々人増えてくるので早めか遅め狙いをおすすめ。気になる方はテイクアウトもあり。
焼いて炊いて蒸したという、あなご飯。
柔らかくて全く臭みが無い!あっさり穏やか。普段皮嫌いの私もついてる事に気づかないぐらい全部いけちゃいます。
こちらは穴子三色三昧重(あなごわっぱ)。蒸し、焼き、煮穴子の3種が味わえて、お澄ましをかけて味も変えられる1度で6種楽しめるオリジナル品。
あーなんて日本って各地それぞれにいろんな楽しみがあるの?
姫路城付近で長く観光したい人には、お城に近い所でなら、先程の家老屋敷跡公園に穴子はあると読みました。食べてないので味など未確認。
駅付近は姫路ってこんなに街なんだ!と予想を遥かに上回るほど開発されていてショッピングモールや地下街、商店街がいくつもありました。
時間調整には困らない。
そんな中にオアシスが。駅北側のキャッスルガーデン?小川を取り囲むように1、2階にベンチがあり思い思いにのんびりと。私もここでひと休み。
田園の絶景温泉旅館、夢乃井
駅南側から出ているシャトルバス(旅館の送迎バス:予約制)に乗って今日のお宿へ。
山道に弱いので心配してましたが、谷間を縫って行く感じなので全然大丈夫でした?
兵庫県南部で開けた田園風景、里山、緑、大浴場のある旅館を探した所、意外にほとんどなく、わずかにあった中でとても惹かれた、
塩田温泉郷の中のゆめさき川温泉夢乃井。
車での方はこの看板目印です。
中に入るとまず飛び込んでくるのが広いロビー越しの鮮やかな芝生!
絨毯がカラフルで何気にかわいい?
消毒、換気やアクリル板設置、お部屋までもセルフ、従業員さんの健康管理にマスク手袋などソフト面もコロナ対策しっかりで安心です?
浴衣にこだわりたいインスタレディ達にはレンタル浴衣もありましたよ。
広い客室と眺望
いざお部屋へ〜。
私は旅行予約前良くやるのですが、建物の空撮映像やグーグル航空写真、お宿公式サイトの客室紹介などを徹底的に調べて、好みの眺めの部屋を取ります。
ここ夢乃井も複数建物があり、それぞれ向きも見える景色も違うので選び抜いて、私は翔鷺本館12.5帖というお部屋に。
玄関から部屋まで2枚の戸があり、ゆったりしていて他室の騒ぎ声も聞こえない。
今のこの時期、中に入ったらすぐに色んなところを触ってきた自分の服を脱ぎ、浴衣に着替えてから寛ぐ。
お部屋はこの広さ?隅々まできれい。空気が気持ちいい。
そーしーてー、上から下まで全面の窓からは今回の旅の目的〜❣❣
うっわ〜〜〜〜!!!?
これよこれ!これが見たかったの❣
いや、予想以上の大パノラマ❢
宿から眺めるためかと思うほどに揃った田んぼ、しかもこの時期水が張られて映り込みもあって、山々が取り囲み、川も流れて見事〜!!
バリではライステラス(棚田)が一大観光地だけど、日本にもこんなにきれいなライスフィールド(水田)がある!!
農村地にお住まいの、お宿のスタッフさん達は「何もないですけど…」っておっしゃるんですが、
もう都市部に住む人間からしたらこれ絶景じゃないですか?!
緑が眩しくて、こんなに開けている景色!もうこれを見ているだけで癒やされる〜〜〜?
のどかな日本の原風景。
素敵〜(*˘︶˘*).。.:*♡
軽トラが動いてたりして人々の営みも感じます。
もちろん鳥の鳴き声も。
そしてベランダに出られるのも嬉しい?
窓際の椅子もこだわっていて木の温もりと、座り心地がいい。椅子枕の位置を各自変えられるんです。
この景色を自分のお部屋から独り占め気分、最高です✨
部屋の机にあったお菓子とおつまみも窓際に持ってきて、ぼぉ〜〜っと寛ぐ幸せ。あー来て良かった?お茶の香りも◎
鍵も2つ貰えたので困りません。
夜にベランダに出るとカエルの大合唱シーズンでした(笑)
肉眼ではもっと暗いですが、カメラで頑張るとこんな感じ。星も写ってますね〜⭐
お部屋の敷布団はちゃんとふかふか、すべすべシーツに羽毛布団。
業務用のお宿のシーツや布団カバーって洗濯を重ねてるから、ケバがなくてすべすべなんですよね〜。肌が吸い付いて離れない〜?
しかもここ、朝食から帰ってきても、チェックアウトまでお布団敷いてあるのー。これは極楽〜☺️
お食事
夕食は食事処の個室へ。
果実酒や飲み比べセットなどあって嬉しい。
この日のメニューはこちら。地元の姫路和牛もあり。
このほおづきに乗った山桃のワイン煮、瓶入りあれば家に買って帰りたいような好みのもの。
鍋物が鱧だったのですが、はじめにすりおろし玉ねぎを入れると言うもの。
家では大泣きしそうでやりたくないメニューですね?プロさんありがとう。
なんだか、珍しいものが多かったです。所変わればなのか個性的な板前さんなのか?
朝食処は絶景〜✨
この広い窓!!
内装も素敵ですね〜。
コロナ対策に、バイキングでなくお膳。
こんな景色を見ながらだから、席を立たずにのんびり食べられるのが嬉しい。
お味噌汁って大人数用に作ったところのには敵わないなといつも思う。朝からほっこりしました。
コースターがここのお宿、夢乃井の立地を表していて、とっても可愛い♥
温泉大浴場
(※大浴場・脱衣場の写真は特別に許可をいただいて、人のいない時間帯に撮影しております。通常は撮影不可です。)
お風呂は2箇所あります。1つ目は夕方から夜だけの男湯彦星と女湯織姫。
女湯の宿命、目隠し柵があります?でも落ち着くしつらえと、さっぱりタイプの天然温泉。
もう一つが新しくできた満天星という方の大浴場。こっちがオススメー!!
1日ごとに女湯と男湯は入れ替わるので、両日とも入りました。
洗面台もお洒落。
夕方入った方は緑に覆われていました。
ちょうど夕日が?
この薬草風呂、すごく呼吸が深くなるような落ち着く香り?
こちらは朝に入った方。昨日の所より景色が開けています?
緑もきれいで、あー気分解放される。
夜だと湯船の底にところどころ散りばめられた光が点灯し、星の湯っぽい感じに。
お肌がすべすべになる炭酸風呂も♥
しかも長く浸かったほうが効果的な炭酸風呂はちゃんとお湯の温度設定を低めの39度にしてあるんです!
完全露天風呂なので、こんなものまで用意されていて、ほんと全てにおいて、堅苦しくはない素朴であたたかなおもてなしの宿だなぁと感じました。
この文字もなんかかわいい?
さらにこの満天星浴場の方には、こんなくつろぎの湯上がり処が〜〜?
も、最高です!快適な温度、とっても深みのある音のいいBGM、いちいちセンスのいい小物たち!設計した人に拍手を贈りたい❣
この左右は予約制貸切風呂。
天井ファンからのそよ風が〜。
すいません、くつろぎすぎて、こんな写真になってしまった私(笑)
あ〜って声が聞こえそうでしょ?
奥にはマッサージチェアや、館内にはアイス自販機も有り。
ゆったりくつろぐにはこんなスペースもありました。大正デモクラシーなんて本をここで眺めるような暇も欲しかったな〜。
おみやげ店
混雑を避けてお買い物がしやすい宿の売店。
ご当地グルメ色々。夢乃井オリジナルのお酒までありました!
前に人生最高に美味しかった和牛、但馬牛を使った品オンパレードに、出石そば、丹波黒豆などなど。
この2つ、帰りに駅でーと思ってたら無くて買えなかった?買っとけばよかった〜。
とってもご当地感ありの物と、なんか美味しそうな物。
こちらの馬油ヘアケアシリーズ、温泉によく行かれる方には有名かもしれませんが、人から戴いて使ってみたらびっくり!
シャンプーだけで、すべとろでコンディショナーやトリートメントが要らない!
地肌のために時々はトリートメントするようにしてますが時短には便利です!
個人的には香り有りのも作って〜ってとこです。
ぱんだの大温泉大会がかわいい?雑貨見るの楽しい?
寄せ木は大好物?他に年配女性向け服飾&小物もいろいろありました。
館内施設
館内には夜食処やお子様にゲームコーナーも有り。夜にはお風呂帰りに廊下を通るとテレサ・テンのカラオケ声が小さく聞こえてました。(笑)
右下の『里の館』は民芸調で1階のお部屋にはテラスが。
右上の『夕やけこやけ』は全室露天風呂付きでエステサロンもある格上棟✨
お近くの方には、ランチと日帰り温泉のこんなポスターもありました。
近くにはこんな施設もあるんですねー。これも、なごめて可愛くていいなぁ。
私は次の日、別の所に行ったんですけどね。またそれは書きますね。
まとめ
今回、withコロナの新しい生活スタイルにいい旅行として、特急+田舎の旅館を選びました。まったりがメインでついでに観光と美味しいもの。
水を張った水田や、青い稲の風景は前から好きだったけど、泊まったのは初めて。
このシーズンは山間なのに水辺好きにもおすすめ?緑好きは4月後半〜夏と長そう。あったかめの色や稲穂好みの人には秋。
侘び寂び好きには冬。冬は雪はさほど降らず、給仕のお姉さんによると靄がかかって1番好きな景色だとか。
日本の四季をとても感じられ、日本に生まれてよかったと思えそうですね。
空気も良くて、私もすっかり里山の宿の良さに目覚めました?これからも海旅行の合間に挟んで行きそう。
ちなみに夢乃井の系列で、姫路の少し西の赤穂の海前に祥吉というお宿もあるみたいです。
実はミシュラン兵庫特別版に夢乃井も、夕やけこやけも、祥吉も載ったとか?知らずにいいなと選び、実感なく泊まっておりました。もったいなとチラッと思ってしまった?
ランチや日帰り入浴など、コロナによる変更があるかもしれないので都度、夢乃井公式サイトにてご確認くださいませ。もちろんお部屋などの事も?⬇
1本の記事がここまで長くなったのは初めてだ〜。読んでくださった方、ありがとうございます!あなたの素敵な休日に繋がりますように⭐