友達の結婚式で喜ばれる写真を撮る方法〜写真家が教えるコツ

友達や親族の結婚式に呼ばれた時、せっかくならその人の一生に一度の記念日、

日頃の感謝も込めて綺麗に撮って残してあげたいと思いませんか?

今日はそのコツを、写真の腕に関わらずどんな人でも、スマホでもできることから、

ちょっとこだわって撮りたい人に向くことまで惜しみなくまとめていこうと思います。

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まず、1番に考えること、新郎新婦が専用のプロカメラマンを当日つけているかどうか。

最近は前撮りなども定番になり、

〔当日はバタバタするのでそれを細部まで記憶に留めるためにも、写真で美しく残すことが大事〕と大抵の場合つけていると思われます。

と言う事は、意識することはそのカメラマンが撮らなさそうな事・物ほどしっかり押さえること。

もしもつけていない場合は、ここに書かれていること+もっとバシャバシャ新郎新婦のアップとか撮っちゃって下さい。

 

まずは会場へ向かうまで。新郎新婦がこだわって選んだ場所です、こんな所でやりましたという記憶に、本人たちはバタバタしていてゆっくり見れてないかもしれない当日のお天気も含めて。

この時は東京日比谷公園内の日比谷パレスという一軒家レストランが会場だったので、そこへ行くまでの日比谷公園の様子。

木々の色づきと、晴天の光が綺麗です✨

自分の目が〘きれい〙と感じているところはどこだろうと、ちょっと考えて枠取ってみるといい写真が撮れるかもしれませんよ?

そして会場全景。

カメラマンさんにもよりますが、主に人物撮影が得意な方が当然多いです。

なので会場のちょっとした素敵なポイントを撮るのもいいです。

新郎新婦がこだわって選んだであろうウェルカム小物。

カメラマンさんと撮る角度や色味も違うかもしれませんしね。

新郎新婦が登場する前までのウェイティングタイム。

こういう時こそ大事です。カメラマンさんは大抵新郎新婦の着付け部屋に居て、その様子を撮っていることが多いです。

でも新郎新婦としては、もちろんその写真も欲しいけど、その間招待した自分たちの親族や友達がどんな感じで居てくれたのか、見てない場面も気になります。

 

待機場所のウェルカムドリンク。

会場の座席表を見ながらくつろぐ出席者。

親族達の久しぶりに会って楽しく喋る図。

撮る自分が身内の場合はなおさら、そうでなくても少し遠くから取ることで構えられずに自然な図が撮れます。

もちろん自分や、同席した仲間との写真も、今は昔と違ってデジタルデータでお金がかかるわけでも場所を取るわけでもないので、グーグルフォトなどシェアできるツールで一緒に添えてもいいですね(^^)

こちらは親族控え室からの眺め。本人達はおそらくこれをゆっくり見てる暇は無いと思います^^;でも出席者にとってはきれいな1コマだったよという記録。

 

そして屋上での挙式。当然絵になる風景なはずです。

カメラマンさんは案外一般人的な全てにピントのあった全景を撮らない方もいらっしゃいます。でも本人達にはそこも大事。念の為押さえましょう。

他にも飾りのお花などきれいだなと思うアイテムはアップで。

新郎の入場ももちろん撮りましたが、続いて新婦とお父様。

幻想的に、新婦を美しく撮るには、スマホやコンパクトデジカメなら人物モードで撮って、たまにはアプリで加工したのも添えてあげても楽しいかもしれません。(耳つけるとかじゃないですよ笑、自然体の範囲でより美しく✨)

ミラーレスや一眼レフカメラの方は、別売りでソフトフォーカスフィルター(レンズの上につける少しふわぁ〜とぼやかして撮れるもの)をお持ちでなければこの際買ってみるのもいいですよ。

ご自分のレンズの口径(直径)に合わせたものを。価格やメーカーによりぼやけ具合は違ってきます。商品説明や口コミを参考に。

自分を撮ってもらうときや、風景、花などもとってもきれいに撮れます♪ 持ち歩きも軽いし。

新郎や会場の緊張感、高揚感が伝わってくる構図です。

ただしご注意下さい。この時は人前式のため、祭壇や神父様はおられません、さらに私は新郎の親しい立場でこちら側親族からたくさん本気で写真を撮っているのは私一人だったからいいのですが、

友達でも代表で一人ぐらいならいいと思いますが、この位置で何人もが撮るとごちゃごちゃと邪魔になります。

また参列者の目線が新婦の移動と共に前に来ますので、その前にササッと撮ってすぐこの位置からは退散。カメラマンさんの撮る写真の邪魔にもならないように。

 

カメラマンさんは、基本新婦中心に撮られるので、そのカメラマンさんの立ち位置も邪魔しないように、敢えて違う角度から撮ることが大事です。

また親族席や友達席など、自分だからこそ居られる場所から撮った写真も貴重。

 

顔を入れた写真ばかりでなく、こういった新郎新婦やそれぞれのご両親と接するシーンなど、繋がりを表す写真、イメージフォト的なものも印象に残りやすいです。

ブーケやブートニア、レースの細部までこだわって選んでいたり、思い出に残したいものであるはず、そんな所も忘れずに。

案外無い後ろ姿も。一般の方は逆光は良くないものと思われてる方も多い様ですが、そんなことはありません。むしろ幻想的で綺麗に素敵に撮れるものと思ってください。

撮りたいものにピントが合えば今の機器は良くできてるから自動で被写体を明るく見えるぐらいにしてくれる事がほとんどです。

それでももし暗くなってしまうようなら明るく写すためのボタンを少し操作できるようになっておくと便利です。

機種によって違いますが、「明るさ・明度・露出・EV」などの用語になっています。

せっかくついている機能、簡単なことだけでも出かける前に少し触って把握しておきたいですね。

 

式後、表へ出てみんなで記念撮影。

ブーケトスはこの時は無かったですが、あれば連写機能のついてる方はそれを使うのも有りですね。式中のベールを上げるシーン、フラワーシャワーなどにも。

これは集合写真のために出てくる新郎新婦に皆からパンパンとクラッカー?の後の写真。

ドレスの裾って綺麗なのに写真にあまり撮られないことが多いのでこちらもぜひ。

 

店内のお湯の中にその図が写ってます♪

ちょうど新郎新婦が並んだタイミングとまでは行きませんでしたが^^;

ここまではお式だから改まった写真が多め。

くだけた表情なんかはまたウェディングパーティー編で☆

何かしら参考になる事があれば嬉しいです☺️

トラベルフォトライターAkaneが
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