- 入院生活
2019.12〜2020.1の5週間、年末年始は帰ったけど開腹手術のため入院生活してました。
京大病院だったのですが、もうここが1つの町みたい。完全な分業制で、すごい規模を感じました。
その間にあると便利だったもの等をこれからする人のため、また差し入れに行く人たちのために記録。
入院生活であると便利な物
コップは面積はさほど取らない直径のもので、かつ術後の腕でも持てる軽いプラスチック製。
先の曲がるストロー(吸い飲みの代わりに)
気持ち的には和むようこれはたま列車に乗った時のもの。
ティッシュは予想以上に減ります。
こちらもなるべく見た目に安らぐ好みのものを。
希望を表す黄色や黄緑を求めることが多かったかな。タオルの柄なども。
痛いときには赤とかしんどくて見たくなかった。寝れないとき、ストレスの溜まったとき用に、とにかく疲れない安らぐ香りスプレー。これ共用トイレの壁に貼ってあったのですが、こんなちょっとした癒やしキャラでさえ、本当に癒やしになるぐらい追い詰められるときがあるから大事。右は逆にだいぶ回復しかけてきたときに、痛み止めで眠くなったのを覚ましたり、吐き気のある時に使った柑橘系の香り。
左は台湾で買ったハッカ油で、目眩・吐き気・こり・咳・偏頭痛などあらゆる事に、そこに塗ればだいぶラクになるもの。
これはロールオンタイプなので、
指先について間違って目を触ったりがなくて良い。
台湾のドラッグストアなどで買えます。
手で塗るタイプなら北海道展や日本の薬局で見たこともある。
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病棟にもよると思うけど、乾燥対策に濡らして吊るタオル。これじゃ薄かった。すぐ乾く。
途中で気づいて普通〜厚手のもの4枚に変えました。
ただし術後は絞る力もないので半分近く濡らすだけ濡らして吊ったり、たまに看護師さんがやってくれたり。
しんどかったり、看護師さんが横で待ってたりすることもあるので、1つで済むオールインワンジェルは大助かり(^^)これはよそで寝づらいタイプの人の寝る時の必須。
まず、他の人が夜中に枕元の電気をつけたりもあるのでアイマスク。なるべくこそばくないもの。
2つ目は今どこで手に入れられるかわからないけど保湿素材のマスク。なければ普通のマスクでも。
乾燥で咳き込んだりなんぞしたら、術後の傷跡にはどえらい事なんです。
痛くても急には起き上がれないし、上向きに寝て咳したら激痛だし。
咳、くしゃみ、しゃっくりの類が、開腹手術された皆さん、一番大敵です。
(あと、トイレもだけど。)
これ、寝るときの図。もはや誰かわからない(笑)
耳栓は百均で売ってるスパイラルタイプが強力。それのきのこ型の軸の部分が長すぎるので、笠より少し短いところで切ります。
横向き寝ができる間はそれで痛くないし、もう1つは、なんとその上からイヤホンつけます!!
これはたぶん私が編みだした(笑)
耳栓していてもやっぱり夜中に他の人が咳き込んだり、他の人と看護師さんの会話、点滴の終了や目づまり的な事で警告音がなって起きちゃうんです。
その時に、耳栓をしてシーーンと静かなところにいきなりその音がするとびっくりしてしっかり目が覚める。
でも、耳栓で全体の音を少し小さくした上に、寝れるクラシックなどの音楽をやや大きめの音で流し続けておくと、音の中で音がする程度なので、
全体の睡眠が浅くはなるけど夜中に起きてしまってその後寝れないで痛さと孤独の中、一人で耐えるという最悪のシナリオを避けられるのです。
いつもならそんなの鳴ってたら眠れない。でも病院って意外とものすごく寝不足になるとこなんです。朝から晩までひっきりなしに医療関係者が来て、大部屋だとそれ✕人数分だから。各患者の担当看護師や医師が違うから。
他にも薬剤師、会計、人によってはリハビリや介護福祉士、カウンセラー、お掃除の人など。
さらに痛み止めの副作用で眠気もある。それでもこれだけ対策取らないと眠れない夜中って時もあるんです。
どこででも爆睡できる人は必要ないけど、でも非日常な痛みが伴うのでいつもそうな人も、いざという時にはお使いください。
クラシックは大音量が入る曲もあるので前もって「眠りのクラシック」などのプレイリストを入れておく。
そして耳栓の上のイヤホンは当然落ちやすいのですが、そこでマスクの耳かけが役に立つ。
イヤホンの上からしておくと少なくとも耳の近くにはあるから落ちてもすぐ元に戻せます。
ちなみに私はこのiPodの電源は3-4時間で切れるので、それが終わったあと目覚めたとき用に、Wi-Fiの入る部屋だったのでSpotifyという音楽再生アプリの有料会員(月980円)に入院中になりました。
今まで何年か無料会員だったのに(笑)
でもおかげで昼寝のときやご飯のときにも使えるし良かった!!
夜中の対策としてはもう2つ。
他の人に気を使うので、ちょっと自分の机の上の薬の名前をみて飲むとか、小さな範囲を照らすのに私はこの置き時計の押してる間だけ光る小さな灯りを使ってました。
両手が空く電池タイプの暗めの電球色(肌色っぽいもの)の灯りがあればなお良かったかな。枕元の灯りは病棟によりますが白くて明るすぎだったので。また、こちらは点滴の上に緑の点滅し続ける眩しい灯りがあったので、
それを襟巻きをかぶせて隠してました。
夜中に看護師さんが来て設定を変えていったりするので、乗せるだけのものより落ちない留められるものがオススメ。上着は2枚。いちいちボタンを止めるよりは紐タイプのガウンが便利。
点滴がつながっていて片腕は通せないときも。
もう一枚はフリースで別の場所での面会時や、車椅子で検査に連れて行かれる時などに膝にかける。
また、寒いお腹に布団の上からかけるのにも、傷跡に響かない軽さが助かった。
病院の布団って、普段羽毛に慣れてると思いの外、重い。
でも寒がりだから2枚もらっていたから結構重い。
それでも窓側は特に冷えやすくフリース素材は助かりました。病院から渡され履かされるのは、血栓予防の圧のある靴下。
これ、少しでもよれてたりすると、後で激痛になるので気をつけて。
その上に、ベッドから離れる時に履く靴下はゆるゆるの暖かいものを。
術後かがめないとき看護師さんに履かせてもらったり、そのうち自分で履くにしてもゆるゆるが作業としてラクなので。スリッパも履きやすく、軽く、歩くときに音があまりしない物が夜中トイレに行ったりするとき気を使わなくていい。
ただし病棟により転倒防止に足首などの引掛けがあるものをと言われるときもあるようです。
私らは屈めないので、そういうのは論外。これは、通っていた鍼灸院で教えてもらったもの。ネットで売ってます。
刺さない鍼のような、突起がずっとほんの少しの刺激でツボ押ししてくれるようなもの。
コリだけでなく痛み軽減、目眩、吐き気、イライラ、リラックスなど、それはそれはありとあらゆる項目に東洋医学で手助けをするもの。
症状とツボと入れて検索するとこんなふうに出てきます。ここは痛み他いろんなことに効きやすいのでずっと貼ってました。
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そうそう、爪はいつも長いけど、術前に、痛いとき他の人を傷つけないため、自分の爪も割れないため、酸素率を図る機械のためなどに切ります。
爪切りも持って行っといた方が。
私は昔からドイツヘンケル社のこれ。
削るやつがものすごく使いやすい!!
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介護用ベッドはこのようにいろいろ調節でき、背中を斜めに起こしたときは膝も少し上げて、おしりが滑っていかないようにや、傷が痛くない姿勢になどいろいろできますが、
それでもやはり滑り防止に私は足元に荷物を持っていったスーツケースをこんなふうに置いてました。
その手前に枕をおいたりも。
座ってるとき寄りかかったりも。
あ、手術が決まった時点で、少しでも楽なようにと慌てて自分で髪を切りました。
百均の櫛にカミソリの刃がついているタイプが便利。この、水のいらないシャンプーという非常用品も使いました。
まあ痒みとある程度少しの汚れ、匂い取りに。
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ドラッグストアで買ったヘアリフレッシュナーというシュワシュワパチパチっとするフォームも使えます。
湿った髪にいいのは同じくドラッグストアで買ったマイクロファイバーのタオル。髪から水分を吸い取るのも、洗ったあと乾くのも速いタイプ。
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洗濯ばさみは意外な使い方。
ベッドで、まだ背もたれごと起こさずに体だけ起こしていられる時、机で何かをする時に、膝やお腹には布団かけてるけど腰とお尻が寒い。
その時布団をくるっと体に巻きつけ後ろで洗濯ばさみで止めてました。意外な必需品がカトラリー、食器類。
病院食にカトラリーはついてないところだったので。
あと、小袋でついてきたドレッシングやお醤油の残りをこういう容器に立てて冷蔵庫に保存したり、
後で食べたいフルーツをどけたり、
茶葉の使いかけを入れたり。こちらは、本気で免疫力を高めたい人用。マヌカハニー。
MGO数値により効果と値段がだいたい正比例。
真剣度合いで投資度合いは変わってくると思われます。
一般的なのは成城石井やデパートなどにも売っていますが、高いものはネットで。
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奥、病は気から(笑)もらった病気平癒のお札。
左手前、ミックスハーブ入りの塩。
食事(塩分)制限がある人はダメですが、そうでないなら、病院の食事は全般的に薄く食欲低下することが多いので、時々使うのに。そして、こちらも、その名の通り、
「ご褒美」✨
病院生活での癒やし。
院内のローソンで売ってました。
ほんのひとかけらが、本当に気分を変えてくれることがある。
これを読んだ皆様が、うまくこういったものを使って、
少しでも辛さがマシに治療を乗り越えてくれれば私はとっても嬉しいです?
私もまだまだリハビリ必要ですが一緒に頑張りましょう。